施術者紹介
- 院長 立田 健一(たつだ けんいち)
- 1970年、熊本県天草市生まれ
- 仙台在住時に日本カイロプラクティックドクター専門学院でカイロプラクティックを学ぶ
- 平成18年8月『けやき通り整体院』を開院
治療の考え方
カイロプラクティックのテクニックは一般的に使われているもので約20種類もあり、中には【カイロプラクティック】を受けに行ったが、 施術の内容はマッサージやストレッチだけだったと言う話も耳にします。自分が望むことと違うことをされれば当然「不満」が生じますよね、 ここでは当院の【カイロプラクティック】について説明したいと思 います。
人のからだは環境によって変化します。例えば自律神経によって寒いと血管が収縮し、暑いと発汗して体温を一定に保ちます。 (ホメオス タシス)これは脊柱(背骨)にも同じことが言えます。
一日中パソコンを見ていると頭が前方へ突き出す姿勢が多くなります。 (下顎が前方へ突き出し、環椎後頭関節で過伸展が起きる)すると 頚椎(首の骨)の正常なわん曲が失われ、頭の重心が前方へ移動し、必要以上の筋肉で頭を支えなくてはなりません。
(筋肉の緊張が続くと肩こり・頭痛・顎関節症の原因の一つにもなります)
これは環境によって変化し、そこから正常な状態に戻れないことを意味します。
(これをカイロプラクティックではサブラクセーションと呼びます)
正常な状態に戻れないとさまざまな障害が起きます。
(筋肉の痛み・こり・しびれ・硬結や関節・椎間板の変化など)
もう少し詳しく説明すると、立った状態で脊柱(背骨)に右凸のカーブがあったとします。
この部位にサブラクセーション(※1)があるならば、座位になろうがうつ伏せになろうが右凸のカーブが消えることはありません。 環境 によって変化しないと言うことです。
『けやき通り整体院』ではアジャストメント(※2)により骨・関節面の可動域を正常にし、リラクゼーションにより筋・筋膜の調節を行 います。
背骨をまっすぐにすることが目的ではなく、あくまでも正常な状態に戻れなくなった骨・関節面を手技により調節します。
カイロプラクティックは魔法ではありません。 一回のアジャストで劇的に改善することもありますが、長い時間をかけて変化したものは元 の状態に戻るには多くの時間が必要になります。
自分にできることは「治癒力を高める」=「治る環境作りのお手伝い」だと思って日々患者様に接しています。
※1 サブラクセーション
いくつかの定義がありますが、その一つに関節の障害があげられます。
関節の可動域には「自力でも他力でも動かせる運動範囲」と「他力によってのみ動かせる僅かな動き(関節の遊び)」があり、サブラクセ ーションが起こると「関節の遊び」が失われ神経系の機能に大きな影響を及ぼします。
※2 アジャストメント
手や器具を用いて骨・関節面に高速で刺激を加えます。
適応性 / 順応性・ホメオスタシス・治癒力を高める働きがあります。